哲学
移動の電車の中で少しずつ読んだりしていて、ようやく読了。木田元さんの自伝的な本。 メモ 語学学習のあたりが興味深かった。例えば、1日目 4ページを勉強したら次の日は1日目の 4ページを勉強した後に続きを勉強する。3日目は 1〜2日目を勉強してから、次…
受験をする訳では無いのだが佐藤優さんの「読書の技法」という本で紹介されていたので読んだ。《自分の主張を捨てる》 《客観的にあるがままに文章をつかむ》という点については、 老子 第24章「自ら見るものは明かならず」 第22章「自ら見ず、故に明かな…
Eテレで視聴。解説は山本芳久さん。100分de名著は解りやすく、「ニコマコス倫理学」を読む入り口にはなると思う。毎回メモを取りながら視聴した。第4回の「友愛」については参考になった。世間では案外《有用性に基づいた友愛》が多いのでは無いだろうか?趣…
高校1年の時の「倫理社会」の授業の「実存主義」の辺りで教科書にハイデガーは載っていないのに教科の先生がハイデガーについて板書していてノートを取った事だけ憶えている。そのノートは手元に残っていないので、どのような内容だったかは解らない。ハイ…
電子書籍で長らく読みかけ状態だったのであるが、ふと見かけて読んでみた。《哲学とは何か?》《哲学では無いもの》について書かれているところが参考になると思う。例えば、哲学と思想は違っていて、思想は他人の思索を外側から冷静に客観的に理解しようと…
「100分de名著 スピノザ “エチカ”」のテキストに相当する本のようなので通読してみた。改めて書籍の形で読むと理解が深まる感じがする。 スピノザについては《真理の外側に真理の基準は無い》、《真の観念を有していると、それが真だと解る》という点が…
「100分de名著 サルトル“実存主義とは何か”」の視聴後、とりあえず通読。「実存は本質に先立つ」という定式は気になっている。「投企」「他者のまなざし」等についても整理出来た感じはする。「自由」や「拘束」については思っていた事に近い感じがする…
カントの著作は難解な感じがして未読だったのだが、どのような事が書かれているのか?とりあえず解った感じがする。西研さんの解説は解り易かった。カントが言っている事は《良知》のようなものなのかな?と思ったりした。本能や感情、欲望の通りに行動する…
スピノザの「エチカ」は難しい感じがして未読なのだが、國分功一郎さんの解説は解り易かった。第4回の《何かを認識する時には自分も変わらなければならない》、《自分が変容する事によって到達出来るものがある》《真理は体得するもの》《何かを認識すると言…