幻魔大戦
この巻も、とある団体の思想からの影響が、かなり濃厚に感じられると思う。現代のスピ系等の思想の原形のようなものも感じられるが、この作品が書かれた当時は新鮮に感じられたのかもしれない。 メモ 由紀というテレパシストがGENKENに加入 由紀の通信を活用…
この巻は丈達が久保陽子を救出する為に江田と対決する話が大半を占めるのだが、終盤の丈の講演会のシーンに、この作品の背景に流れる思想のようなものが感じられる。講演会の観客の中にいたテレパシスト?は何者なのだろうか? (丈は新たなる仲間だと認識して…
5巻を読み終えた後で、6巻を開いて読み始めたら、どんどん読み進んでしまった…。ポイントは、丈の父 龍之介が丈と三千子の出生の秘密について語るのと、江田が幻魔かもしれないというところと、郁江の存在が大きくなってきたところだと思う。あと、市枝、康…
「GENKEN」という教団が拡大するのかどうか?、5巻の時点で組織運営や教団内部のゴタゴタ等の話が延々と続くのかと思ったら、終盤の方で丈のヒーリングのシーンに。丈が本田に話している事や、丈がヒーリングの際に宇宙意識フロイに集中(共鳴?)するところは…
4巻に入ってから、サブタイトルに 〜救世主への道〜 とあるように、ある団体の世界観からの影響が濃厚になって来た感じがする。 (昔、ある知人から、この小説は、ある団体の内部抗争の話だと聞いていた。)あとがききにも、4巻から原作小説の軌道を外れたとあ…
「最初の戦闘」というタイトル通り、ニューヨークでの戦闘の話が中心。全体的には読み進み易い感じだと思う。丈とソニー・リンクスは馬が合う感じ。幻魔との戦闘は物質次元における戦闘が主という感じ。昭和55年初版との事。あの頃の雰囲気が感じられる。幻…
転生輪廻の話等の話も .... あと、サイコキネシスやテレパシーの能力があっても、精神的に高い段階ではないといった事が描かれている感じがする。 メモ 丈と三千子はソウルメイトのような関係 三千子のところを訪れた刑事の正体については、すぐに予想がつい…
40年程前に、ある方から、「幻魔大戦という小説は、ある団体の内部抗争の話です」と言われて、高校の同級生にその話をしたら、幻魔大戦の途中の巻を貸してくれた。その巻は主人公の東丈がいない団体の話が展開していて、まさに内部抗争的な感じだったような…