Fulcanelli's blog

読書、神秘学、アニメ、漫画、音楽のメモ・感想、プログラミング のメモ、雑記等

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン2話 おおもも、こもも 鑑賞

相変わらず訳の解らない展開なのだが、桃太郎から採っている作品だという事は解った。

桃太郎から朝ドラの「カムカムエヴリバディ」を連想した。

機界戦隊ゼンカイジャーの五色田介人が喫茶店「どんぶら」のマスターだった。。

使われている音楽が良い感じ。

メモ

  • 五色田介人が喫茶店「どんぶら」のマスター
  • 桃井 タロウ (桃太郎)
  • 鬼頭 はるか (鬼)
  • 犬塚翼(犬)
  • 雉野つよし(雉)
  • 羅生の宮交差点
  • 幾つに見える。68歳
  • ソノイ。脳人


暴太郎戦隊ドンブラザーズ 主題歌〔限定盤〕



連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ 完全版 DVD BOX1

吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD (2022.3.11)鑑賞

昨日、リアルタイムで聴いて今日改めて聴いた。今回はフォーライフ設立について拓郎さんから、その時の真実について聞く事が出来て良かった。

メモはこちら
fulcanelli.que.jp


あと、拓郎さんの運命が開け始めたのが「デタント」の頃だというのが興味深かった。


detente(紙ジャケット仕様)

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ (國分功一郎 著) 読了

「100分de名著 スピノザ “エチカ”」のテキストに相当する本のようなので通読してみた。改めて書籍の形で読むと理解が深まる感じがする。 

スピノザについては《真理の外側に真理の基準は無い》、《真の観念を有していると、それが真だと解る》という点が興味深い。あとは、この本のタイトルにある「自由」についての解釈が興味深い。

難解な感じがして未読だったスピノザの「エチカ」に挑戦してみようと思う。

メモ

  • コナトゥス 自分の存在を維持しようとする「力」
  • コナトゥスが、その物の本質
    • 古代ギリシア哲学は本質を「形」と捉えていた
  • 農耕馬と競走馬では触発される力が違う
  • 自由とは与えられた条件に従って自分の力を上手く発揮出来る事
  • 必然性に従う事が自由
  • 自由の反対は強制
    • 強制とは本質が踏みにじられている状態
  • 能動 自分が原因になる事
    • 自由とは自分が原因になる事
  • 自分の力を表現している時が能動
  • 他人の力を表現している時が受動
  • 自由意志は存在しない
  • 行為は多元的に決定されているのであって意志が一元的に決定している訳ではない
  • 意識とは「観念の観念」
  • 意志と意識は全く別のもの
  • 現在の意志のような概念はかつては存在していなかった
    • プラトンの魂の三区分{知性、欲望、気概}
  • 真理の外側に真理の基準は無い
  • 真理は真理自身と虚偽との規範である
  • 真の観念を有すれば、それが真だと解る
  • 真の観念を獲得していない人は真の観念がどのようなものか解らない


はじめてのスピノザ 自由へのエチカ (講談社現代新書)




fulcanelli448.hatenablog.jp



スピノザ エチカ 上 (岩波文庫)


スピノザ エチカ 下 (岩波文庫)

立華高校マーチングバンドへようこそ

今日は「響け!ユーフォニアム」シリーズの登場人物である佐々木梓さんのお誕生日という事で。

「響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ」は一度、通読しているのだが、3月7日を起点として少しずつ再読してみようかな?と思った。

「前編」のプロローグは一年のサンフェスの時の久美子と梓の会話のようである。アニメでも梓を思い出すのは先ず、このシーンだと思う。

そして、梓が一年の立華高校の物語が展開して行く。

因みに立華高校のモデルは京都橘高等学校との事。


響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 (宝島社文庫)


響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編 (宝島社文庫)

トロピカル~ジュ!プリキュア 第37話「人魚の記憶! 海のリングを取り戻せ!」再視聴

グランオーシャンの女王であるメルジーヌ・ミューゼス・ムネモシュネによると、【愚者の棺】に《やる気パワー》が満たされると不老不死が実現するとの事。【愚者の棺】から錬金術の坩堝のようなものを連想した。あとまわしの魔女は不老不死を手に入れる事によって《永遠のあとまわし》を実現するとの事。《永遠》とは前に進まない事なのかもしれない。

余談だが不老不死といえば各地の人魚伝説によると人魚も不老不死に関係があるようだ。

まなつとローラは幼い頃に出会っていて、まなつはローラと別れた後に名前を聞かなかった事を後悔して、それ以来、初めて会った人には先ず名前を聞く、そして、いつでも現在一番大事な事をやろうと思ったとの事。《現在》が一番大事という事を示しているような話だと思う。


人間と出会った人魚は出会った記憶が消去され、それがグランオーシャンの掟だという話を聞いて、人魚の世界も《法》が絶対で女王の権限よりも優先される世界だと思った。



トロピカル~ジュ! プリキュア vol.13 [DVD]

求と緑輝「波乱の第二楽章 前編」(2022.3.3)

今日は「響け!ユーフォニアム」シリーズの登場人物である月永求の誕生日という事で「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編」の電子版の検索機能で ”求” を検索しながら読み返してみた。求の登場シーンは多い感じがする。「誓いのフィナーレ」では、求と奏のあのシーンが印象的なのだが原作では求と緑輝の関係について、かなり多く描かれている感じがした。「波乱の第二楽章」では求と緑輝の関係は師弟関係で、求は緑輝を崇拝している感じなのだが夏紀は昨年の優子を思い出しているようだ。


メモ

  • 初登場時。緑輝は「月永」という姓について聞き覚えがある感じ。求は明確に否定。
  • 血統書付きの捨て猫みたいなオーラ(緑輝)
  • 求、緑輝に弟子入り
  • 求のコンバスは中学の時、独学だったので変な癖が付いている(緑輝)
  • 求の緑輝至上主義
  • 「リズと青い鳥」について求が”龍聖中には荷が重かった。北宇治は今の顧問だったら、まあ大丈夫”と言っているシーンでは「誓いのフィナーレ」にある緑輝の”求君、失礼ですよ、そんな言い方”という台詞は原作には無い
  • 夏紀は求が緑輝を賞賛する様子を観て昨年の優子を思い出す(to 香織先輩)
  • 求には姉がいて緑輝は求の姉に似ている?



響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫)



響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編 (宝島社文庫)

NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学 (海老坂武 著) 読了

「100分de名著 サルトル“実存主義とは何か”」の視聴後、とりあえず通読。

「実存は本質に先立つ」という定式は気になっている。「投企」「他者のまなざし」等についても整理出来た感じはする。

「自由」や「拘束」については思っていた事に近い感じがする。


サルトルについては、ぼんやりと少しずつ見えてきた感じはする。

また、所々、読み直してみようと思う。


メモ

  • 二つの定式
    • 実存は本質に先立つ
      • 実存とは、この世界に現実に存在するという事
      • 本質とは目に見えないもので、物の場合は、その物の性質の総体
        • 素材、作成過程、用途 等
      • 人間は先に実存し本質は自分自身で作る
      • 自らを作るという事は未来に向かって自らを投げ出す事。「投企」
      • サルトルは実存主義を「キリスト教的実存主義」と「無神論的実存主義」に分けている。両者の共通点は「実存は本質に先立つ」
    • 人間は自由の刑に処せられている
      • 「自由そのもの」として世界に投げ出された人間は自分の価値を自分自身で決めなければならない
      • 世界の中に投げ出されたからには、人間は自分の行為一切について責任がある
        • 神は存在しないから自分の行動を正当化する理由として神を呼び出す事は出来ない
      • 卑劣漢は自分を卑劣漢にする。英雄は自分を英雄にする。「人間の運命は人間自身の中にある」
      • 音楽という秩序の世界に入る事によって不条理な偶然性の世界から脱出出来る
  • 地獄とは他人の事
    • アンガジュマン(engagement) 動詞形 engager(アンガジェ) 自分を拘束する、巻き込む、参加させる
      • 例 結婚 他人をも拘束する行為、ひいては人類全体を拘束
      • 英語の engagement 婚約。commitment
      • 相互主体性(主観性)
      • 他人の自由を目的とするのでなければ自分の自由を目的とする事が出来ない
    • 他者の眼差し
      • 存在は「即自」と「対自」
      • 他人との関係は「対他存在」
      • 眼差しを向ける事は他有化。「他有化」の原語はaliénation(アリエナシオン)で普通は「疎外」と訳される


NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か


NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学