Fulcanelli's blog

読書、神秘学、アニメ、漫画、音楽のメモ・感想、プログラミング のメモ、雑記等

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「世界が青くなったら」 武田綾乃 著 読了

「響け!ユーフォニアム」シリーズの著者である武田綾乃先生の作品だという事で読んでみた。

事前に紹介記事、レビュー等を読まなかったので、ファンタジー作品だという事も殆ど知らない状態で読んだのだが何が起こっているのか?解らない感じから、どんどんと物語の進行に引き込まれてしまう感じで一気に読んでしまった。

世界の理の存在、及び人間の心や精神活動が世界に影響を与えるという世界観はスピリチュアリズム的なものとの共通点を感じるのだが、それに並行世界という要素を加える事で独自の世界観を出していると思う。

個人的にはユーフォシリーズの作者武田先生がファンタジー作品を書く事自体が予想外で、それが良かったと思う。


世界が青くなったら (文春e-book)



世界が青くなったら

黒江真由(「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編」)

3月24日は「響け!ユーフォニアム」シリーズの登場人物である黒江真由さんのお誕生日だという事で、「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編」の電子書籍で「真由」と検索しながら拾い読みしてみた。ユーフォシリーズは主人公の久美子の魂の成長を描いている面があると思うのだが、真由の登場は久美子にとっての最終課題のように描かれていると思える。真由については今迄登場していなかった異質な存在という事に着目して読むと良いのかもしれない。田中あすかと同じ銀ユーフォというのも象徴的な感じがする。

  • 三年生。転入生。福岡に住んでいた。
  • 最初に声をかけたのは葉月
  • 清良女子高校から転校してきた。
  • 引っ越しを繰り返していたので福岡の前は北海道
  • 前に前にという性格では無いとの事
  • 春の女神のような雰囲気(久美子目線)
  • 楽器はユーフォ、マイ楽器は銀ユーフォ、あすかの楽器と同じ型番
  • 奏は名前ではなく「黒江先輩」と呼んでいる
  • 緑輝曰く、動物に例えると真由はクラゲ
  • 真由は写真を撮るのが好き
  • オーディションについて所々で久美子に「私、辞退しようかな..」発言
    • これまでのユーフォシリーズに登場していなかった異質な存在


響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編 (宝島社文庫)

「哲学の教科書」 中島義道 著 読了

電子書籍で長らく読みかけ状態だったのであるが、ふと見かけて読んでみた。《哲学とは何か?》《哲学では無いもの》について書かれているところが参考になると思う。

例えば、哲学と思想は違っていて、思想は他人の思索を外側から冷静に客観的に理解しようとするものであるが、哲学は、この世のあらゆる事について「何故?」と単純に問いかける事のようである。また、日常の周囲世界を新鮮な驚きの目で見る事が哲学的な事だと言う。

《哲学者》と《哲学研究者》は違っていて、日本における職業哲学者は例えば「カント研究」とか「ハイデガー研究」が所謂《哲学研究者》と言っている点についても参考になった。

哲学的に生きる事は出来ても哲学を職業にするのは難しい事のようである。

メモ

  • 哲学は人生論では無い
  • 哲学は宗教では無い
  • 哲学は科学では無い
  • 哲学とは
    • 3歳の子供が問うような素朴な問いを発する事
    • 本来役に立たないもの
    • 社会から排斥される傾向のあるもの、すなわち非権威的なもの
    • 自らを絶対とする姿勢とは正反対のもの
    • ある権威を偶像とする事に対立するもの
  • 「第7章 なぜ哲学書は難しいのか」に哲学書の読み方について書かれている


哲学の教科書 (講談社学術文庫)



講談社学術文庫 哲学の教科書

幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬 鑑賞

吉田拓郎さんの3月11日のラジオ番組の1曲目が「RONIN」だったので、DVDを入手して視聴した。


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拓郎さんは「俺たちは争い事はいかんよ。武器を捨てて、地球に住んでいる俺たちは愛を目指そうよ。」という思いで、挿入歌の「RONIN」を書かれたとの事。

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幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬 [DVD]

アクセル・ワールド26 ―裂天の征服者― 読了

思わず、どんどん読み進んでしまう感じ。オシラトリ・ユニヴァースの事とハルユキと黒雪姫と白の王の事と今後の加速世界の新たな動きが気になる。

アクセル・ワールドはSAOの未来の話なので、SAOが好きな方にもお勧めしたい作品だと思う。


アクセル・ワールド26 ―裂天の征服者― (電撃文庫)

「病」の意味 身体と心の調和法 (島田明徳 著) 読了

昔、よく書店で見かけていた本が電子書籍化されていたので読んでみた。島田明徳さんの「〜の意味」の第三作目。

簡単に言うと病気は《自然の法則》と自分が調和していない事を示す身体からのサインという事になるようだ。

我々は自分の外側で起きている事については関心が高いが、内面的な事については意外と関心を持っていないという点について再認識した。

メモは、こちら
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「病」の意味 身体と心の調和法